あなたのジャニヲタはどこから?
前回より私が言いたかったセリフNo.1
「あなたのジャニヲタはどこから?」
これはどなたかが発信されてたワードで、聞いた瞬間から私も言いたい!!!という衝動に駆られていました(笑)
けど前回申し上げた通り、流行りにはあまり乗れない捻くれ者が故、このワードを使用するまでに時間がかかりました(笑)
コミュニケーションの取り方とかを調べると
「まずは自己開示をしろ」
ってよく言われますよね?
それに従い、この自問自答ワードでジャニーズに興味のある方にもない方にも、私のジャニヲタ人生を語り散らしていこうと思います!(勝手)
まず私のジャニヲタ歴ですが、ざっくり15年です。(2020年4月現在)
「あなたのジャニヲタはどこから?」
この問いに対し、恐らく私の答えは
「ごくせん第2シリーズから」
となるでしょう。
「恐らく」と説明しているのは、あまりにも自分がふわっとした入り方をしてしまったからであり、また遡るとジャニヲタ以前にも違うものにハマっていたり、ジャニヲタとしてカウントしていいのか?という内容もあるからです。
それに関してはまた別途ご説明するとして…
あれは忘れもしない2005年の春。
初めて「ドル誌」なるものを購入し、そこからどんどん沼へと落ちて行ったのです。
購入したのは2005年6月号のアイドル誌Myojo
上記の「ドル誌」とは「アイドル誌」の略です。(これは割と最近普及した略語)
当時、2人が大河ドラマに出てた関係で表紙になってたんだけど、近頃の表紙はジャニーズ勢のみであることが多いです。女優さんの起用はレアだったのかな?
まあ表紙はいいとして、何故Myojoを買うことになったのか…
それは先日、日テレにて急遽再放送された「野ブタをプロデュース」を見た人や、それに懐かしむ声を多数目にした方ならもうお分かりでしょう。
「2005年代のドラマがとんでもねぇやつだった」
この一言に尽きます。
2005年代のドラマで流行りの先駆けとなったのが「ごくせん 第2シリーズ」でした。
学園ドラマで且つ1〜3月というちょうど卒業シーズンに合わせての放送だったというのもかなり良かったのですが、何しろキャスティングが最高だったんだと思う。
メインとなるメンバーが
・小池徹平
・小出恵介
(敬称略)
これですよ!?
上2人がジャニーズってことに加え、ジャニーズ以外の3人も顔面偏差値が高かったんですよ!!!個性も爆発してたし、何より第1シリーズで人気を出していたドラマが再び帰ってきたということで相当人気を博(はく)しました。
※ 「人気を博す」とは、多くの人や世間からよい評判を得ることを指します。
…と、前置きが長くなりましたが、とにかく2005年はごくせんフィーバーから始まった人気ドラマ豊作の年と言っても過言ではないのです。
そんなフィーバーの中、まだジャニーズという存在すら知らない私は
「ごくせん、なんか面白いねー」
くらいのレベルでしたし、毎週土曜は祖父母宅でご飯を食べる行事があり、移動時間がちょうど9時頃だったため、ごくせんの全話をしっかり見ている訳でもありませんでした。
そんな時、ジャニーズにまだ興味のなかった私を沼に落とす人物が現れるのです。
それは
「小学校で同じクラスの同級生」
でした。
よくジャニーズ事務所所属のアイドル達が事務所オーディションを受けたキッカケとして「姉が応募してた」とか「親が勝手に…」とか色々なエピソードを披露していますが、そんな偶然とほぼ一緒です。
身の回りの人物から突然キッカケをぶん投げられたのです。
私に対する同級生の第一声はこれでした。
「赤と亀、どっちがいい!?」
当時、ごくせんの2トップさんたちは「仁亀」や「赤亀」と略されて呼ばれ、大変な人気で公式・非公式に関係なくグッズを持つ人が多くいました。
同級生もその1人で、別のジャニヲタの友達と「亀梨和也と赤西仁、どっちが人気か」というアンケートをクラス全員に取っていたのです。
(文字通り男女関係なく「全員」に。)
2トップさんたちが映っている非公式グッズの下敷きを手に持ち、手当たり次第アンケート取り、自分の推しへ一票入るごとに楽しそうな友人を見ている内に興味が湧いたのです。
当時の私は小池徹平くんに何となく興味があり雑誌はJunonを買っていたのですが、出版社と事務所の問題?か何かでジャニーズ勢の写真はJunonに一切載っていなかったんですよ。(今はどうか知らんけど)
だからジャニーズの人たちは知りたくても顔と名前が一致しない。
顔と名前を一致させるには何をすればいいのか?
…そうだ、ジャニーズの載っている雑誌を買えばいいんだ!
とアホみたいに進むのが遅い思考回路を使い、ごくせんが終わる頃にやっとこさMyojoを本屋へ買いに行ったのです。
ここまでの話を見て「そんなのネットで調べればいいじゃん」と思う方がいらっしゃるかと思いますが、当時片田舎に住み、親の賛同を得られなかった学生には難しかったのです。
スマホもなければアプリもない。
個人ブログ、HPを漁ることも出来ない。
あの頃の私の情報を得る術は「TVや雑誌や同級生から聞く話」に限られていたのです。
CDやDVDの発売に関しては某レンタル屋さんに置いてある紙の予約表で情報を得たりもしていました。
ファンクラブには勢いで加入したものの、資金源のない田舎の学生はコンサートへすぐ行ける訳もなく、たまに送られてくる会報を楽しむだけの時期が多くありました。
以下、私がジャニヲタになってから置かれていた状況です。
・パソコンが自宅にない
→同級生はみんな自宅パソコンで何もかも調べていた。流行りの画像等もパソコンで保存して携帯に送信していたり印刷していたりした。
・携帯の使用料は自分で払えと言われていた
→同級生達が親の金でガラケーを使い放題のパケホにしてもらってる中、我が家は「使用料くらい自分で金を払え」スタイルだった。お小遣いでパケホに入ると雑誌やCDが買えなくなってしまうため、パケホを諦めたのだった。
パケホでない場合、使えば使うほど金がかかる。正月である1月だけはもらったお年玉を使い、携帯を思う存分使用・2〜3万の使用料を正確にキッチリ端数分まで母親に渡す・それ以外の11ヶ月はなるべく携帯を使わない
というスタイルでした。
・電波が入らずラジオをまともに聴けない
→リアタイすることは諦め、ラジオの記事が載っている雑誌を読むことで対応。
・夜9時以降、TVのチャンネルを決める権限は父にあった
(「仕事で疲れてるんだから夜はパパに好きなTVを見させてあげなさい」が母の口癖でした)
→夜に見る番組は父が好きな報道ステーションやガイアの夜明けばかり。また夜9〜10時には布団に入れと言われることの多かった家庭で育った。
仕方ないので見られない番組やドラマはビデオテープに録画。翌日教室で行われるドラマの話についていけなかったりする子供でした。
・両親共にアイドルへお金を使うことに対して嫌悪感を抱いていた
→携帯で少しだけでも調べ物をすれば、
「目が悪くなるし金の無駄だから使うな」
雑誌を買えば、
「読んだら捨てるだけなのに無駄遣いして。わざわざ買うな」
切り抜きを保存すれば、
「そんなの何に使うんだ。邪魔になるだけだ」
録画用のビデオテープを買えば、
「どんだけ録画すれば気が済むんだ。昔のものはさっさと消せばいい」
(ちなみに親のビデオテープも大量にある上での発言)
…と常にこんな感じでした。(両親共に)
こんな家庭で育ち、自分の趣味を否定されまくりながらも親譲りの頑固さを全面に出し、細々とヲタク人生〜初級編〜を謳歌していたのです。
そんな中、突然転機が訪れます。
それは
「母親がドラマ「花より男子」にハマる」
「それに伴い、嵐に興味を持つ」
というとんでもないミラクルでした。
花より男子の放送開始より母は全話ビデオテープへの録画を開始・テープが擦り切れるんじゃないかというくらい毎日繰り返しドラマ鑑賞。
そしてついには私に対し
「その雑誌…ちょっと見せてくれない?」
とまで言うようになったのです!!!
※現在、嵐はドル誌に登場することが減りましたが、当時は毎月掲載ページがありました。
あまりの変貌ぶりに驚きつつも、同士が家庭内に増えたことが嬉しくて雑誌を毎回母親に献上(笑)
(その間も雑誌はお小遣いで購入)
家庭内反対圧力は少し下がったものの、相変わらずなヲタ活を行なっておりました。
当時のお小遣いは月5000円
毎月雑誌を5冊購入
(Myojo、ポポロ、duet、Wink up、POTATO)
そして月々の携帯使用料
この支払いがデフォルトのため、貯金は皆無。
そこにCDやDVDの発売が加われば、もうお金はすっからかん。
それでも辞められなかったのです。
それ程にまで魅了されてしまったのです。
そんなジャニヲタ沼へハマるキッカケ自体は「ごくせん」でしたが、当時1番推していた人は亀梨くんでも赤西くんでもありませんでした。(勿論、応援はしていましたが)
ここまで来れば勘のいい人はお気付きでしょうか。
まだ私が「担当(1番推している人)の名前を出していない」ということに。
ということで次回は私の初めての担当についてお話したいと思います。
誰が興味あんだよって話ですけど(笑)
まあまあ壁打ちだと思って(笑)
沢山いらっしゃるジャニヲタの中の1人の話に過ぎないので、今回の話を読んで私より優遇されてた人もいれば、もっと苦労した人もいると思う。
けどこのブログがどれだけ続くのかも分からないし、書きたいことを自分の思うまま・ありのままを綴ってみようかと。
なので興味ある人はお付き合いください。
興味ない人はそっ閉じしてください(笑)
てことで次回は担当について語りたいと思います。
お時間ある方はお付き合いくださいな。
ではまた〜!